ままならない愛おしい日々

日常。好きなもの。忘れたくないもの、こと。

免許更新からのスタバ

ハガキが届いてからしばらく経った気がする。このままだと忘れてしまう。

若い頃、意外と期間があるなぁと思ってハガキをしまい込んでしまったら更新期間の最終日の前日にはっと思い出し絶望したことがある。その日は土曜日で更新手続きができなかったのだ。調べると幸い日曜日でも免許センターなら受け付けているということで向かったのだが、車で2時間近くかかったうえに混んでいた。日曜日しか更新できない忙しい人たちに紛れて期間ギリギリでここに来るしかなかったようなまぬけはわたしだけだろうなぁと思った。講習は30分だったのだが免許更新のために1日がかりといった感じ。

そんなどうしようもないわたしに日曜日を潰されながら面白がって着いてきてくれたのが今の夫だったりする。

 

そんなことを思い出しつつ5年ぶりの免許更新へ。

本当は近所の警察署でこんな簡単に更新手続きできるんだよね〜。楽勝楽勝。と考えていたため日焼け止めにまゆげだけ描いて抱っこ紐にマスク、メガネといういつもの子ども送迎スタイルで行ってしまった。

用紙に記入してふと隣を見るとジャージ姿に顔だけばっちりメイクのお姉さん。そこで初めて免許更新に写真撮影があったことを思い出した。

視力検査のあとこちらへどうぞーと写真撮影スペースへ。伊達メガネのため視力検査のときからメガネは外していたのでマスクだけ外し、もうどうしようもないか、とカメラの前へ立った。

「あ、お子さんの頭入ってますねー。もうちょっと下げられますか?」

とのことなので思い切り首を伸ばして少し顎が上がった結果、なんともいえない表情の顔写真が出来上がっていた。これで5年か。長いなぁ。

日々の子どもたちとの思い出を残すための膨大な写真たちにたまに写り込む微妙な写りの自分に慣れてきていたため、これも味だな。と思えた。

 

帰りに買い物のため寄り道をして久しぶりにスタバへ。夫はスタバが好きじゃないのであまり一緒にいるときに行けないのだ。たまにわたしが買って強制的に飲ませて確かに美味しい。と言わせているが好きにはなってくれない。理由のひとつが値段。見合う価格なら高くても買う人なので彼の中で商品と価格が釣り合ってないのだろう。

そんなことはどうでもいい。スタバで本当は新作を飲みたかったがどうしてもまだまだ寒いのでホットにした。

注文を受けてくれた店員さんが「赤ちゃん可愛いですね、おでかけですか?」と聞いてくれたので免許更新へ行ってきたと答えると「お子さん連れて免許更新行かれたんですね。すごいですね、お疲れ様でした。」と笑顔で言ってくれた。優しい。育休中ということで平日大人との会話がかなり減っている中、今こういうことがあったよと会話できることは幸せだと思った。大げさかな。

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