ままならない愛おしい日々

日常。好きなもの。忘れたくないもの、こと。

M-1リアタイ作戦

夫との共通の趣味のひとつにお笑いがある。

ふたりでM-1は毎年見ていたがここ数年は子の寝かしつけとかぶるためわたしはリアタイ視聴できていない。寝かしつけは「ママじゃなきゃぜったいダメ」という可愛い娘。

0歳のころは何も考えずテレビで視聴していたが、夫がばかみたいに音量を上げるので気持ちはわかるよ、と思いつつリモコンを取り上げた。

1歳のころは小さめの音量でテレビで見ていたが、敗者復活やら審査員の紹介やらM-1ヒストリーやらが終わり、いよいよ漫才が始まるぞ!というところで寝かしつけの時間である。去年も同じく。寝かしつけから生還してリビングへ戻るころにはもう後半戦である。全部の漫才をリアルタイムで見たい。という願いはあと何年後に叶うのか。

テレビの前から動かず一言も聞き逃さないぞという音量で、真剣に、でもおなかを抱えて笑いながら最後まで見届け、ミルクボーイの優勝に涙していた2019年のわたしを知っている夫は、今年も同じかと諦めモードで夕飯の支度をしているわたしに「AirPods使ってみない?」と提案してくれた。片耳ずつAirPodsをはめ、ipadで密かにTVerライブ配信を流すという作戦だ。なにそれ!すごい!そうと決まればと急いでお風呂を済ませ、(もちろんお風呂へスムーズに誘導するためにひと悶着ある。今日はタッパーで作っておいた大きな氷で勝利した。)夕飯の途中から片耳にAirPodsを装着して視聴を開始してみた。

すごいぞ、これは。ちゃんと番組内の会話は聞こえるのに娘の要求も赤ちゃんの泣き声も聞き漏らさない。欲を言うと映像もしっかりと見たいが、音声だけでもだいぶライブ感を感じられるのでかなり満足感がある。夫、ナイス提案。

左耳でM-1を聞きつつ、クリスマスイブということで1日ハイテンションでくたくたの娘が半分寝ながら食べているのをサポートし、歯を磨き(大変だ!ケーキを食べたから虫ばい菌がいっぱいついてる!と言うと素直に磨かせてくれた。)いつもやり早めに寝かしつけに入ることに成功した。寝る前恒例の絵本の読み聞かせでは頭をフル回転させて左耳と右耳から入る情報を理解することに集中していたのでたまに娘に「ママ、止まってるよ」、「ママ、なんで笑ってるの?」と言われた。でもくたくたで眠たい娘は1冊読んだだけで「もうねるー」と言ってくれた。1時間以上かかることもある寝かしつけは30分ほどで終わった。完全勝利だ。

ちなみにうちの可愛い赤ちゃんは20~21時に寝て23~1時の間に起きるので3歳をクリアすればとりあえず問題ないのだ。

リビングへ生還後は見守りカメラを起動し、すやすや眠る子たちを見守りつつ夫とM-1を見届けることができた。3歳と0歳の親としては上出来じゃないかな。

M-1リアタイ作戦、大成功。

 

うれしい。たくさん笑った。カベポスター好きだったので密かに応援してたけど、噛んだの含めて相変わらずおもしろかったし、令和ロマンもさや香もおもしろかったー。でも特にヤーレンズの最初のネタが頭から離れません。中継の小田さんにも笑いました。

夫といつか劇場へ見に行きたい。次なる目標。

 

それにしても。臨場感も感じられるし、AirPodsって最高。今更だけど。

TVeripadAirPods、見守りカメラ。文明の利器だなぁ。

年末年始、大活躍の予感。